廣田神社の基本情報
ミナミのえべっさんとして有名な今宮戎神社の北100mほどにある神社です。
アカエイ(アカエ)を神使としており、絵馬にはアカエイが描かれています。
アカエイは難病悪疫の守り神として信仰されており、特に漁師に多かった「痔」を治すご利益があると言われています。
兵庫県西宮市にも同名の「廣田神社」があり、その近くには西宮えびす神社があります。
創建の由緒も同じくしていますが、当社は本家を主張しています。
由緒・歴史
創建は不詳ですが、当社によると神功皇后の時代の創建とされています。
神功皇后が三韓征伐から帰国し、筑紫国で応神天皇を出産し大和国へ戻る途中、応神天皇の異父兄弟である「忍熊王」が謀反を起こし待ち伏せしているとの報を受けます。
神功皇后はこれを避けるため難波に迂回しますが、難波の海で船がぐるぐる回って進めなくなってしまいました。
そこで占いを立てたところ、天照大神より摂津国廣田の地に荒魂を祀るように御神託が降りたため、当地に天照大神の荒魂である「撞賢木厳之御魂天疎向津媛命」を祀ったのが当社の起源とされています。
ご祭神
撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと):天照大神の荒魂
主なご利益
病気平癒(特に痔)
国家安泰
五穀豊穣
主な祭礼、行事
御朱印
あり
行き方・アクセス
電車・バスでの行き方
南海高野線今宮戎駅より北へ徒歩4分