綱敷天神社 御旅社

綱敷天神社 御旅社の基本情報

太宰府に左遷された菅原道真公がその道中に紅梅をご覧になったとの故事に由来する神社です。

主祭神は菅原道真公で合格祈願・学業成就などのご利益があります。

また境内には女性の守り神である玉姫稲荷神社もあり、縁結び・恋愛成就の神様としても多くの信仰を集めています。

正式名称綱敷天神社 御旅社(つなしきてんじんしゃ おたびしゃ)
英)Tsunashiki Tenjinsha Otabisha
通称
所在地〒530-0013
大阪府大阪市北区茶屋町12−5
電話06-6371-1586
参拝時間(開閉門)午前6時~午後6時頃
授与所受付時間午前9時~午後5時
公式サイトなどhttp://tunashiki.sakura.ne.jp/otabisya/main.htm
https://twitter.com/tunashiki
https://www.facebook.com/綱敷天神社御旅社-335934379799318/
創建昌泰四年(901年)
旧社格
系列・信仰天神信仰
稲荷信仰
神社めぐり

由緒・歴史

太融寺の近くの神山町にある綱敷天神社の御旅所です。

一般的に御旅所とは神様の別荘のようなもので、祭礼などで神様が御幸(外出)する際に立ち寄る場所のことです。

しかし綱敷天神社は嵯峨天皇を祀る神野太神宮(現在の総本社)と、菅原道真公を祀る梅塚天満宮(現在の御旅所)と2つの由来を持っています。

総本社には嵯峨天皇と菅原道真公を合祀し、御旅所には菅原道真公をお祀りしているため、普段から神様がおられます。

そのため別荘的な意味合いの御旅所ではなく、神社としての「御旅社」とされています。

綱敷天神社の詳しい歴史については綱敷天神社の由緒・歴史をご覧ください。

ご祭神

菅原道真公

主なご利益

学業成就
恋愛成就
旅行安全
商売繁盛
諸芸上達

主な祭礼、行事

日程行事
1月1日歳旦祭
1月15日とんど祭(総本社)
2月初牛稲荷社初牛祭
2月3日節分祭
2月15日例年祭
2月25日梅花祭
5月5日玉姫稲荷例祭
6月4日歯神社例祭(歯ブラシ感謝祭)
6月25日御誕辰祭
6月30日夏越大祓
7月6日、7日七夕祭
7月15日例祭
10月15日秋祭(菊花祭)
11月23日新嘗祭
12月31日年越大祓

御朱印

綱敷天神社 御旅社の御朱印

こちらが綱敷天神社 御旅社の御朱印です。

御旅社では綱敷天神社、歯神社と合わせて3社の御朱印をいただけます。

年末年始(12/13~1/15)、夏祭礼期(6/15~7/25)は社務の繁忙期にて御朱印の受付は休止です。

2021年1月現在、コロナの影響により御朱印の直書きは休止中で、書き置きのみの対応となります。書き置きの初穂料は500円です。

ご祈祷・儀式

希望日の5日前までに電話(06-6371-1586)にて予約すれば、拝殿に昇段し各種ご祈祷を受けられます。

ただし御旅社の拝殿への入り口はいわゆる「にじり口」となっており大変狭いです。

また社殿までは急な階段もあるため、ご高齢の方や車椅子、ベビーカーの方は難しいです。

綱敷天神社の総本社なら駐車場もありますし、最大で25名が昇段できる広い拝殿があります。

できるだけ総本社でのご祈祷にされたほうがスムーズかと思います。

ご祈祷の種類受付可否初穂料
初宮参りお問い合わせ
七五三5,000円
厄祓い5,000円
車のお祓い
神前結婚式

その他、家内安全、病気平癒、良縁祈願など様々なご祈祷を受けられます。

予約時にご希望のご祈祷をお伝えしましょう。

初穂料はご祈祷内容によっても異なるため事前にお知りになりたい方は予約時にお問い合わせください。

企業・団体祈祷

企業・団体祈祷の場合、1週間前までの予約が必要です。

大安などを選ばれる場合はできるだけ早めに予約をしておきましょう。

商売繁盛、事務所開き、神棚祭などご希望に応じて様々なご祈祷をお受けできます。

出張祭典

地鎮祭、上棟祭、工事安全祈祷など、神職が現地へ赴く出張祭典には1週間前までの予約が必要です。

出張範囲は当神社の氏地となります。(氏地のご確認はこちら

詳細はお電話にてお打ち合わせください。

行き方・アクセス

電車・バスでの行き方

阪急梅田駅 茶屋町口から徒歩3分
JR大阪駅から徒歩10分

車での行き方・駐車場

梅田の中心部にあり人も非常に多いので車での参拝はおすすめしません。

車で行かれる場合は近隣のコインパーキングに停めて少し歩いて行った方が良いでしょう。

参拝者用の駐車場はありませんが、ご祈祷を受けられる場合は総本社の無料駐車場を利用できます。

境内のご紹介

境内の施設や見どころを紹介します。

入り口

神社の入り口は阪急大阪梅田駅 茶屋町口を出てすぐ、茶屋町あるこの向かい側にあります。

鳥居はオーソドックスな明神鳥居、鳥居の右手の碑には「綱敷天満宮 御旅所」と彫られています。

獅子狛犬は芝田町、茶屋町の氏子から奉納されたものです。

かなりきれいで新しく見えますが、100年近く前のものです。

社殿

境内は非常に狭く階段を昇るとすぐに社殿です。

【末社】玉姫稲荷神社

女性の守り神として古くから慕われており、近年では梅田の恋愛成就の神様として多くの女性がお参りに訪れています。

ご祭神玉姫稲荷大神(宇迦御魂大神)
主なご利益縁結び・恋愛成就
商売繁盛

授与所

御朱印やお守りなどはこちらの授与所でいただけます。

手水舎

手水舎にはお花が敷き詰められており大変美しいです。

匿名希望の方によるお花代の奉納があったそうです。

新牛(なで牛)

ご祭神は菅原道真公ですので、おなじみの神牛像です。

神社の裏手

神社の裏手に回ってみると自販機があり、少し神社チックに屋根がついていました。

自販機の向こうには由緒や行事などが書かれた案内板があります。