御霊神社

御霊神社の基本情報

淀屋橋と本町の中間あたり淡路町にある神社です。

平安時代から続く1,000年以上の歴史を持つ古社で、特に厄除け・縁結びの神様として多くの参拝者が訪れる人気のある神社です。

桜の名所としても知られており桜の季節になると多くの人が訪れます。

正式名称御霊神社(ごりょうじんじゃ)
英)Goryo Shrine
通称ごりょうさん
船場のごりょうさん
所在地〒541-0047
大阪府大阪市中央区淡路町4丁目4−3
電話06-6231-5041
参拝時間(開閉門)7:00~18:00(土日祝:17:00)
社務所・授与所受付時間
公式サイトなどhttp://www.goryojinja.jp/
創建不詳
旧社格府社
系列・信仰
神社めぐり大阪三十三ヶ所観音参り(第三十三番礼所)

由緒・歴史

平安時代から鎌倉時代に行われていた「八十嶋祭」の祭場とされた場所「圓江(つぶらえ)」に建てられた祠「圓神祠(つぶらしんし)」が当社の始まりです。

圓江は現在の靱(うつぼ)辺りで、当初は西区靭本町一丁目にあるうつぼ楠永神社の近くに鎮座していました。

当時は圓神社(つぶらじんじゃ)、圓江神社(つぶらえじんじゃ)などと呼ばれており、さらに「つぶら」がなまって津村神社(つむらじんじゃ)となりました。

摂津国津村郷(北船場の淀屋橋から本町、中之島、土佐堀、江戸堀、京町堀、靭、西本町、江之子島、南北堀江の西部等)の産土神社として信仰されていました。

その後、豊臣秀吉の時代となり、大阪は政治経済の中心として大きく発展し、当社にも多くの諸大名から寄進が相次ぎました。

文禄3年(1594年)、因幡国鹿野藩主の亀井茲矩が自宅敷地の一部を寄進したことで船場の現在地へと遷座しました。

もともと敷地内に祀られていた源正霊神こと鎌倉権五郎景政公の霊と合祀され、江戸時代になるとこの権五郎公から「五郎ノ宮」「ごりょうのみや」などと呼ばれるようになりました。

現在の社名は御霊神社ですが、京都の御霊神社で見られるようないわゆる「御霊信仰」とは関連がないとされています。

ご祭神

天照大神荒魂(瀬織津比売神)
津布良彦神(旧摂津国津村郷の産土神)
津布良媛神(旧摂津国津村郷の産土神)
応神天皇(広幡八幡大神)
源正霊神(鎌倉権五郎景政公霊)

主なご利益

厄除け
縁結び
諸事円満成就
開運招福
商売繁盛
夫婦円満
子孫繁栄

主な祭礼、行事

日程行事
1月1日歳旦祭
1月10日(毎年変動)恵美須神社祭
1月15日小豆粥祭
1月17日お弓神事
2月3日節分祭 鎮魂祭
6月30日水無月大祓式(茅の輪くぐり)
7月16日夏祭宵宮祭・夏祭神輿渡御祭
7月17日夏祭奉幣祭・堀江行宮祭
10月16日秋祭宵宮祭
10月17日秋祭奉幣祭・例大祭・堀江行宮祭
12月7日火焚祭・みかん撒き
12月31日春待月大祓式

御朱印

行き方・アクセス

電車・バスでの行き方

大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋駅」13番出口より徒歩5分
大阪メトロ四ツ橋線「肥後橋駅」6番出口より徒歩6分

車での行き方・駐車場

駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

境内のご紹介