大阪城豊國神社

大阪城豊國神社の基本情報

大阪城の二の丸南側にある神社。

「豊臣秀吉」を主祭神とし、秀吉の三男「豊臣秀頼」、秀吉の弟「豊臣秀長」を配祀しています。

百姓から天下人まで成り上がった秀吉にあやかり、出世開運の神様として多くの参拝者が訪れている人気の神社です。

秀吉が逝去した8月18日には毎年「太閤祭」が行われます。

正式名称豊國神社(ほうこくじんじゃ)
英)Hokoku Shrine
通称新字体:豊国神社
旧字体:豐國神社
所在地〒540-0002
大阪府大阪市中央区大阪城2−1
電話06-6941-0229
参拝時間(開閉門)9:00~17:00
社務所・授与所受付時間
公式サイトなどhttp://www.osaka-hokokujinja.org/
https://twitter.com/houkokujinjya
https://www.instagram.com/hokokujinja/
創建1880年(明治13年)
社格等旧府社
系列・信仰など
神社めぐり

由緒・歴史

豊臣秀吉が慶長3年(1598)に死去すると「豊国大明神」と呼ばれ神格化され、京都をはじめ全国各地に豊国神社が建てられました。

大阪夏の陣により豊臣家が滅亡すると徳川家康の命により廃絶となります。

明治元年(1868年)、明治天皇が大阪へ行幸した際、秀吉を「皇威ヲ海外ニ宣へ、数百年之後、猶彼ヲシテ寒心セシム、其国家ニ大勲功アル、今古ニ超越スル者ト可申(皇威を海外に宣べ、数百年たってもなお寒心させる、国家に大勲功ある今古に超越するもの)」と賞賛し、豊国神社の再興を命じる詔勅を発布されました。

大阪と京都で豊国神社の誘致合戦が起こりましたが、秀吉の墓が京都にあったことから最終的に明治政府は京都に決定し、1875年(明治8年)、明治政府が中心となり東山に京都・豊国神社の社殿が建立されました。

さらに1880年(明治13年)、方広寺大仏殿跡地の現在地に社殿が完成し、遷座が行われました。

同年11月、京都・豊国神社の大阪別社として、北区中之島字山崎の鼻(現:大阪市中央公会堂)に大阪・豊國神社が創建されました。

1912年(大正元年) 中央公会堂の建設に伴い、大阪府立図書館の西隣(現:大阪市役所)へ遷座、1921年(大正10年)には京都・豊国神社の別社から独立し府社となりました。

1961年(昭和36年)、市庁舎増築のため、秀吉にゆかりのある大阪城内の現在地へと遷座しました。

ちなみに遷座前の社殿は豊中市の服部住吉神社へ移築されています。

ご祭神

豊臣秀吉公
豊臣秀頼公
豊臣秀長卿

主なご利益

出世開運

主な祭礼、行事

日程行事
1月1日歳旦祭
2月節分鎮魂祭
3月一の牛の日初牛大祭
7月18日夏祭
8月18日太閤祭
毎月18日月次祭
毎月一の牛の日白玉神社・若永神社月次祭

御朱印

あり

行き方・アクセス

電車・バスでの行き方

地下鉄・JR環状線「森ノ宮駅」より徒歩1分
地下鉄「谷町4丁目駅」より徒歩3分
地下鉄「天満橋駅」より徒歩4分
市バス「馬場町」「大手前」より徒歩1分

車での行き方・駐車場

阪神高速「法円坂」「森ノ宮」を降りてすぐ。

神社の駐車場はありません。

大阪城公園の駐車場か周辺のコインパーキングをご利用ください。

境内の紹介