坐摩神社

坐摩神社の基本情報

大阪メトロ「本町駅」のすぐそばにある神社です。

神功皇后が創建したとされ1800年以上もの歴史がある由緒ある神社です。

平安時代に編纂された神社一覧「延喜式神名帳」にも式内大社として記載されています。

「坐摩(いかすり)」の由来は「居住地を守ること」を意味する「居所知」から来ているとされます。

正式名称坐摩神社(いかすりじんじゃ)
英)Ikasuri Shrine
通称ざまじんじゃ
ざまさん
所在地〒541-0056
大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目 渡辺3号
電話06-6251-4792
参拝時間(開閉門)平日:7:30~17:30
土日祝日:7:30~17:00
新型コロナウイルス拡大による緊急事態宣言を受けて当面の間、開門時間を下記に変更中。
平日・土日・祝日:7:30~16:30
社務所・授与所受付時間午前9時~午後5時
公式サイトなどhttp://www.ikasuri.or.jp/
https://www.facebook.com/ikasurijinja/
創建神功皇后年間
社格等摂津国一宮
式内大社
旧官幣中社
別表神社
系列・信仰など
神社めぐり一宮めぐり
神仏霊場巡拝の道(第49番(大阪第8番))

由緒・歴史

神功皇后が三韓征伐より帰国された際、坐摩大神を祀ったことが始まりとされています。

当初の地は現在地ではなく、中央区石町の地であったとされています。

石町には坐摩神社の御旅所「坐摩神社行宮」が鎮座しており、神功皇后の鎮座石と言われる巨石も祀られています。

平安時代後期になると嵯峨源氏の源綱(渡辺綱)が、このあたりにあった港湾「渡辺津」へ住み、姓を「渡辺」とし嵯峨源氏源融流として現在へと続く「渡辺氏」を起こしました。

天正10年(1582年)、豊臣秀吉の大阪城築城に際し替地を命じられ現在地へと遷座しました。

当社の遷座に伴い氏子であった渡辺氏も一緒に移転してきており、江戸時代にはこのあたりは「北渡辺町」「南渡辺町」と呼ばれており、1930年(昭和5年)に「渡辺町」となりました。

現在もこのあたりの住所に「渡辺」が残っているのはその名残です。

1871年(明治4年)に府社に列し、1936年(昭和11年)には官幣中社に昇格しました。

官幣社に昇格した際に新社殿が造営されましたが、1945年(昭和20年)の大阪大空襲で焼失、現在の社殿は1960年(昭和35年)に再建されたものです。

再建された新社殿は1936年の社殿を模して作られた鉄筋コンクリート造りとなっています。

ご祭神

坐摩大神(いかすりのおおかみ)

坐摩大神は以下の5柱の総称です。

  • 生井神(いくいのかみ)
  • 福井神(さくいのかみ)
  • 綱長井神(つながいのかみ)
  • 阿須波神(あすはのかみ)
  • 波比岐神(はひきのかみ)

神武天皇が即位された際に宮中に祀ったことを起源とする神様で、居住地を守り、旅の安全、安産の神として信仰されています。

主なご利益

住居守護
旅行安全
安産守護

主な祭礼、行事

日程行事
毎月1日朔日祭
毎月15日望日祭
毎月22日月次祭
1月1日歳旦祭
1月3日元始祭
1月7日昭和天皇遥拝式
2月節分当日鎮魂祭
2月11日紀元祭
2月17日祈年祭
3月春分の日春季皇霊祭遥拝式
4月3日神武天皇遥拝式
4月上の午の日末社稲荷神社大祭
4月21日例祭宵宮祭
4月22日例祭(献花祭)
4月29日昭和祭
6月30日夏越大祓
7月21日夏季大祭宵宮祭
7月22日夏季大祭
7月23日末社陶器神社例祭
9月秋分の日秋季皇霊祭遥拝式
10月17日神嘗祭遥拝式
10月17日神嘗奉祝祭
10月21日秋季大祭宵宮祭
10月22日秋季大祭
11月3日明治祭
11月23日新嘗祭
12月2日懸鳥祭
12月23日天長祭
12月31日師走大祓
12月31日除夜祭

御朱印

あり

行き方・アクセス

電車・バスでの行き方

大阪メトロ「本町駅」より徒歩3分

車での行き方・駐車場

境内に無料駐車場あり(普通車5台分)

境内の紹介