上新田天神社の基本情報
日本初の大規模ニュータウン「千里ニュータウン」の中で、古き良き町並みを残すのが上新田地区です。
その上新田を古くから守ってきたのが鎮守の森に囲まれた上新田天神社です。
学問の神「菅原道真公」を祀り、境内には五穀豊穣の神「宇迦之御魂神」を祀る稲荷神社もあります。
地元では千里の天神さんなどと呼ばれ親しまれています。
初詣の時期には千里ニュータウンからも多数の参拝者が訪れ千里中央から上新田へ続く参道は大混雑となります。
正式名称 | 天神社(てんじんしゃ) 英)Tenjinsha |
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通称 | 上新田天神社 千里天神 千里の天神さん |
所在地 | 〒560-0085 大阪府豊中市上新田1-17-1 |
電話 | 06-6834-5123 |
参拝時間(開閉門) | 常時開放 |
授与所受付時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | なし |
公式サイト | http://senritenjin.com/ https://twitter.com/senritenjin |
神社めぐり | – |
由緒・歴史
創建 | 不詳 |
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ご祭神 | 菅原道真公(すがわらみちざねこう) |
旧社格 | 村社 |
主な御利益 | 新規開拓 家内安全 商業繁栄 建築土木治水守護 交通安全 厄除開運 火伏せ守護 学業成就 知恵おこし |
総本社 | 北野天満宮 |
創建は不詳ですが、元和2年(1616年)に武州(武蔵国)代官の間宮三郎右衛門の命により、上新田地区の開拓が始まりました。
開拓の過程で土地の氏神さまとして祀られ始めたと考えられます。
貞享3年(1686年)、旧上新田村の開拓に伴い、現在の地へ社殿が再建されました。
明治38年(1905年)には本殿の覆屋根と拝殿が建立されました。
本殿は江戸時代中期の形式を残しており、豊中市指定有形文化財に登録されています。(上新田天神社本殿|豊中市)
主な祭礼、行事
1月1日 | 歳旦祭 |
1月4日 | 初稲荷祭 |
1月14日 | 大阪とんど祭 |
1月第2月曜日 | 元服式(成人祭) |
2月3日 | 節分厄除大祭 |
2月初牛の日 | 初牛大祭 |
4月13日 | 十三祭 |
5月5日 | 春季例祭 |
6月30日 | 夏越大祓式 |
10月1日 | 献燈祭 |
10月第2日曜日 | 秋季例祭 |
11月15日 | 七五三祭 |
12月14日 | 藤蔵祭 |
12月31日 | 年越大祓式 除夜式 |
上新田天神社とんど祭
とんど祭は全国各地で正月に行われている火焼の行事ですが、上新田天神社のとんど祭はやぐらが底辺3.5m、高さ3.5mと大きく、その作り方や形状に特徴があります。
毎年1月14日に行われ、多くの参拝者が見物に訪れます。
豊中市指定無形文化財に登録されています。(上新田天神社とんど祭|豊中市)
御朱印
こちらが上新田天神社の御朱印です。
天神さんではおなじみの梅鉢紋と千里天神の墨書きです。
御朱印はこちらの社務所でいただけます。
初穂料はお気持ちです。
行き方・アクセス
電車・バスでの行き方
北大阪急行(地下鉄御堂筋線)、大阪モノレール「千里中央駅」より徒歩9~15分
車での行き方・駐車場
新御堂筋(国道423号)の側道から、「上新田東」「上新田西」の交差点(不二家レストランのあるお交差点)を東方向へ府道2号線を道なりに進む。
真覚寺が左手に見えると、手前の道を大きく左折。
直進すれば千里天神の鳥居が見えてきます。
鳥居を挟んだY字路を左へ進むと駐車場があります。
千里体育館・南千里方面からの場合は吹田箕面線側道より府道2号線との交差点を西方向へ進み、同じく真覚寺を目印に右折します。
摂末社
境内には稲荷大明神を祀っている千里稲荷神社があります。
千里稲荷神社
穀物の神「宇迦之御魂大神」を祀る千里稲荷神社です。
ご祭神 | 宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ) |
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主なご利益 | 五穀豊穣 商売繁盛 |
その他
境内・境外にあるその他の施設を紹介します。
神牛(しんぎゅう)
天神信仰で神の使いとされる牛です。
神牛を撫でると病気平癒や学業成就のご利益があるとされています。
祖霊社
先祖の霊を祀る祖霊社。
ご神木
祠のなかにはご神木が祀られています。
御旅所
上新田天神社から南西へ550mほど歩くと御旅所があります。
秋季例祭では神輿や太鼓が氏子地域を巡行した後、この御旅所に入り著御祭(ちょくごさい)が行われます。