長島住吉神社

長島住吉神社

長島住吉神社の基本情報

豊中市南部の豊南町にある静かな神社です。

社務所もなく御朱印もいただけませんが、境内には10数本のくすのきがあり、静寂に包まれた空気の中でお参りができる雰囲気の良い神社です。

普段は人の姿は少ないですが、お祭りや年末年始には近隣の人々が多数集まり大変な賑わいをみせます。

海上安全の神である住吉三神を祀っており、海だけでなくひいては陸、空の交通安全の神として地域住民をお守りされています。

現在このあたりは豊南町となっていますが、古くは小曽根村大字長島という地域だったため、旧地名の長島を冠して長島住吉神社と呼ばれています。

正式名称住吉神社(すみよしじんじゃ)
英)Sumiyoshi Shrine
通称長島住吉神社
所在地〒561-0816
大阪府豊中市豊南町西1丁目10-36
電話06-6333-6267
参拝時間(開閉門)常時開放
公式サイトなし
神社めぐり

由緒・歴史、主な御利益

創建不詳
ご祭神住吉大神
(表筒男命・中筒男命・底筒男命)
旧社格村社
主な御利益厄除け
海上交通・交通安全
総本社住吉大社

昔、大阪平野には海が広がっていました。

古墳時代には大阪市中央区付近にあったと言われる港「難波津(なにわつ)」を中心に海上交通や貿易が盛んに行われていました。

参考)大阪湾の歴史|大阪湾環境データベース

そのため海上安全の神である住吉三神への信仰が深く、大阪には住吉信仰の総本社「住吉大社」を始め、住吉三神を祀る住吉神社が多数あります。

豊中市内だけでも「服部住吉神社」「若宮住吉神社」「長興寺住吉神社」と当神社を含め4社の住吉神社があります。

長島住吉神社も創建は不詳ですが、難波津での交易が盛んであった「古墳時代~飛鳥~奈良時代」には創建されていたのではないかと考えられます。

江戸時代の元禄年間(1688年~1704年)の社寺調査書には1,600坪の境内地を有していた記録が残されています。

主な祭礼、行事

普段は人の少ない神社ですが、祭りの際には地域の氏子たちが集まり盛大なお祭りが行われます。

  • 歳旦祭:1月1日
  • とんど祭:1月15日
  • 夏祭:7月31日
  • 秋祭:10月17日
  • 大祓:12月31日
  • 月次祭:毎月1日・15日

御朱印、授与品(お神札・お守り)

社務所もなく御朱印もありません。

行き方・アクセス

電車・バスでの行き方

阪急宝塚線「庄内駅」より徒歩10分ほどです。

また地下鉄御堂筋線「江坂駅」前から阪急バス吹田線24系統に乗り、停留所「豊南町西三丁目」で下車、徒歩5分ほどです。

車での行き方・駐車場

神社に駐車場はありません。

付近の道幅も狭く車での参拝にはあまり向いていません。

車で行かれる場合は近隣のコインパーキングに駐車してから歩いていきましょう。

摂末社

境内には末社の稲荷神社があります。

稲荷神社

ご祭神宇迦之御魂神
主なご利益五穀豊穣
商売繁盛