少彦名神社

少彦名神社の基本情報

大阪市中央区の日本を代表する薬のまち「道修町」に鎮座する神社です。

日本神話にも登場する薬の神「少名彦命(すくなひこなのみこと)」と、古来中国において医療と農耕を人々に広めたとさえる「神農(しんのう)」を祀っています。

病気平癒や健康祈願に全国から参拝者が訪れるほか、医薬業にかかわる会社、医薬業の従事者、医薬業関連への就職や資格試験合格を願う参拝者にも人気です。

最近ではペットの健康祈願・病気平癒のお参り・ご祈祷に訪れる方も多いです。

正式名称少彦名神社(すくなひこじんじゃ)
英)Sukunahiko Shrine
通称神農さん
道修町の神農さん
大阪のお伊勢さん
所在地〒541-0045
大阪府大阪市中央区道修町2丁目1−8
電話06-6231-6958
参拝時間(開閉門)9:00~18:00(土日祝:17:00)
社務所・授与所受付時間9:00~17:00(御朱印受付は10:00~16:00)
公式サイトなどhttp://www.sinnosan.jp/
https://twitter.com/sinnosan1123
https://ja-jp.facebook.com/sinnosan/
https://www.instagram.com/sinnosan/
創建安永9年(1780年)
旧社格無格社
系列・信仰
神社めぐり

由緒・歴史

道修町には豊臣時代頃から薬種を扱う業者が多く集まり、薬種取引の町として発展していました。

江戸時代になると薬問屋が集まり、幕府公認の株仲間「薬種中買仲間」を結成、日本の薬はいったん道修町に集まり、品質と目方を検査・保証されて全国へ流通していくようになりました。

薬は人命にかかわるものでありその責任は重大です。

そのため古代中国の伝承に登場する医薬と農業を司る神「神農」を薬種商の家々や寄会所に祀り信仰していました。

享保18年(1733年)には薬種中買仲間の親睦団体である「伊勢講」が設立され、団体で掛け金を集め伊勢神宮に参拝し祈願もしていました。

そんななか和薬種(国産の薬)の生産が唐薬種(中国産の薬)をしのぐようになってきたので、日本の薬祖神もお祀りしようという機運が高まり、安永9年(1780年)、京都の五条天神社から「少彦名命」を勧請し、「神農」とともに寄会所にお祀りするようになりました。

これが少彦名命神社の始まりです。

天保8年(1837年)、大塩平八郎の乱で寄会所が焼失してしまいましたが、天保11年(1840年)に寄会所があった庭に祠を建ててお祀りしました。

ご祭神

少彦名命(すくなひこなのみこと)
神農炎帝(しんのうえんてい)

主なご利益

病気平癒・健康成就

主な祭礼、行事

日程行事
1月1日歳旦祭
1月4日~7日新年祈願祭
1月13日・14日ペット健康安全祈願祭
2月3日節分祭(護摩焚き神事・振る舞いぜんざい)
5月2日バラまつり・花の参道
6月30日夏越大祓式
11月22日・23日神農祭(例大祭)
12月23日満願成就祭
12月31日年越大祓式
毎月23日献湯祭(湯神楽奉納式)

御朱印

あり

行き方・アクセス

電車・バスでの行き方

大阪メトロ堺筋線「北浜」駅6番出口 徒歩5分
大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋」駅11番出口 徒歩10分
京阪「北浜」駅27番出口 徒歩8分

車での行き方・駐車場

駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

境内のご紹介

少彦名神社の境内にある主な施設や見どころの紹介をします。