淀川神社の基本情報
都島区毛馬町に鎮座する神社です。
平安時代初期にはこの地に鎮座していたと言われますが、明治の神社合祀政策によりいったん姿を消し、戦後、1953年(昭和28年)に地元住民の手により復祀されました。
大川にかかる毛馬橋の東詰に鎮座し、近くには蕪村公園があります。
与謝蕪村は毛馬村の生まれで当社の氏子であったそう、境内には与謝蕪村の銅像があります。
正式名称 | 淀川神社(よどがわじんじゃ) 英)Yodogawa Shrine |
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通称 | |
所在地 | 〒534-0001 大阪府大阪市都島区毛馬町1丁目2−11 |
電話 | 06-6921-5980 |
参拝時間(開閉門) | 常時開放 |
社務所・授与所受付時間 | 9:00~17:00 |
公式サイトなど | https://www.yodogawa-jinja.com/ |
創建 | 不詳 |
旧社格 | |
系列・信仰 | |
神社めぐり |
由緒・歴史
創建は不詳ですが平安時代初期にはこの地に鎮座していたと言われています。
当時、淀川河口の海賊を取り締まるための役人が配備され、それらの役人によって全国の名だたる15柱の神々を祀っていたことから十五神社と呼ばれていました。
また十五神社と同時期に旧摂津国東成郡毛馬村(現在の毛馬町4丁目)に八幡大神宮が祀られていました。
長らく氏地の崇敬を集めていましたが、明治末期の神社整理政策により、十五神社は旭区の大宮神社、八幡大神宮は都島区の桜宮神社に合祀されました。
八幡大神宮は御神体、社殿、社地等一切を合祀されましたが、十五神社は御神体のみの合祀となり、社殿はそのまま残されました。
残された氏子たちは社殿があっても御神霊はないと嘆いていましたが、戦後になり村の有志たちによる復祀の動きが加速します。
そして1953年(昭和28年)に、大宮神社から一五神社を、櫻宮から八幡大神宮を勧請し、残されていた十五神社の境内に淀川神社が設立されました。
ご祭神
全国の名だたる15柱の神々を祀っています。
天照皇大神、八幡皇大神、春日大神、熊野大神、松尾大神、廣田大神、住吉大神、加茂大神、白山大神、稲荷大神、子守大神、三十川大神、大原野大神、生野大神、布留大神
主なご利益
国家安寧
五穀豊穣
安産
勝負運・必勝祈願
健康長寿・病気平癒
主な祭礼、行事
日程 | 行事 |
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1月1日 | 歳旦祭 |
1月3日 | 元始祭 |
1月15日 | とんど祭 |
2月3日 | 節分祭 |
2月11日 | 紀元祭 |
2月17日 | 祈年祭 |
3月第1日曜 | お相撲さん握手会 |
3月20日 | 春分祭 |
4月の第1か第2日曜日 | 御神酒祭 |
4月29日 | 昭和祭 |
5月5日 | 端午の節供祭 |
6月30日 | 夏越大祓 |
7月22日に近い土・日 | 夏祭 |
7月24日、25日 | 太鼓祭り |
8月15日 | 終戦平和祈念祭 |
9月15日 | 敬老祭 |
9月23日 | 秋分祭 |
10月17日 | 神嘗祭当日祭 |
10月21日、22日 | 例大祭(秋祭)<br><神幸祭(稚児社参):5年に一度秋祭に合わせて斎行 |
11月3日 | 明治祭 |
11月15日 | 七五三祭 |
11月23日 | 新嘗祭 |
12月23日 | 天長祭 |
12月31日 | 大祓 |
御朱印
あり
行き方・アクセス
電車・バスでの行き方
大阪市営地下鉄谷町線「都島」駅より徒歩16分
大阪市営地下鉄谷町線「天神橋筋6丁目」駅より徒歩18分
電車でのアクセスはあまりよくありません。
大阪駅から市バス34系統「守口車庫」行き、または57系統「京橋」行きに乗れば、停留所「毛馬橋」下車すぐです。
車での行き方・駐車場
神社の駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングを利用しましょう。
摂末社
境内には淡嶋神社と稲荷社があります。
淡嶋神社
ご祭神 | 少名比古名神 |
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主なご利益 | 病気平癒 五穀豊穣 |
稲荷社
ご祭神 | 宇賀御魂神 |
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主なご利益 | 病気平癒 五穀豊穣 |